KARMA AI Commander:タスク表示とAI割り当ての整理を進めました
5月21日は、AIオーケストレーション環境 KARMA AI Commander の修正を進めました。
前回までに、作業ナビゲーター Emily の完成に向けた大きな調整は進んでいましたが、実際に使いながら細かい問題も見えてきました。
今回は、主に タスク表示・AI割り当て・キュー表示 の整理を行いました。
COMMAND AIの役割を整理
これまでの表示では、COMMAND AIが実作業をしているように見える部分がありました。
しかし本来、COMMAND AIは実作業担当ではなく、作業内容を整理し、必要なAIへ指示を作る役割です。
そこで、COMMAND AIと実作業AIを分けて扱うようにしました。
- COMMAND AI:担当AIへの指示作成
- 実作業AI:Local AI、Codex、ENGINE AI、ASSET AI、PLANNING AI など
この整理により、どのAIが指示を作り、どのAIが実作業するのかが分かりやすくなりました。
送信後の流れを簡単にしました
Emilyへ相談内容を送信したあと、さらに「タスク案を反映」する手順が残っていました。
今回の修正では、送信後に作られたタスク案が、そのままタスク作成欄へ反映されるように整理しました。
これにより、操作の流れがより自然になっています。
以前の流れは、
- Emilyへ送信
- タスク案作成
- タスク欄へ反映
- タスク追加
という形でした。
現在は、
- Emilyへ送信
- タスク案作成
- タスク作成欄へ反映
- タスク追加
という、分かりやすい流れに近づいています。
AI実行のタイムアウトも調整
Codex実行のタイムアウトが短く、作業が完了する前に止まる問題もありました。
そこで、AI実行のタイムアウトを延長し、処理が途中で止まりにくいように修正しました。
タイムアウト時にも、何が起きたのか分かるように情報を返す形へ整理しています。
タスク実行モニターのキュー表示を改善
タスク実行モニターでは、複数のAI処理を登録した時に、現在処理中のタスクと待機中タスクを分かりやすく表示する必要がありました。
今回の修正では、
- 現在処理中のタスク
- 待機中のタスク
- 最大5枚のカード表示
- 6件以上の待機件数表示
- 作業内容
- 関連ファイル
- 状態
を見やすく整理しました。
これにより、AI処理が複数並んだ時でも、今何が動いているのか確認しやすくなりました。
不要なAI候補が出ないように調整
AI組織欄に、ユーザーが作成した覚えのないAI候補が出てしまう問題もありました。
今回の修正では、未作成のAIや不要な候補が勝手に増えないように調整しました。
これにより、AI組織の表示がより自然になっています。
今回の成果
今回の修正で、KARMA AI Commanderはさらに実用に近づきました。
主な成果は以下です。
- COMMAND AIと実作業AIの役割を分離
- Emily送信後のタスク反映を整理
- AI実行タイムアウトを延長
- タスク実行モニターのキュー表示を改善
- 不要なAI候補が出ないように調整
- 複数タスク実行時の見やすさを改善
次に向けて
KARMA AI Commanderは、ゲーム開発やWeb制作を支えるためのAIオーケストレーション環境です。
今回の修正により、Emilyを中心に、複数AIへ作業を渡していく流れがより分かりやすくなりました。
今後は、この環境を使いながら、ゲーム開発やドットエンジン制作へ戻っていきます。